イボ、水イボについて*

イボ、水イボ

イボは皮膚から盛り上がっている小さなできもの一般を指す俗語です。ウイルス性と非ウイルス性があり、ウイルス性の代表的なものとして、ヒトパピローマウイルスが皮膚の小さな傷から感染して発症する「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」があります。また、伝染性軟属腫ウイルスの感染で発症するものが水イボで、正式には伝染性軟属腫といい、幼児から小学校低学年までのお子さまに多く表面がツルツルしてみずみずしい光沢を伴っています。非ウイルス性のイボとしては、加齢による脂漏性角化症(老人性イボ)などがあります。
治療してはウイルス性疣贅では液体窒素を用いた冷凍凝固療法が主体であり、そのほかにはヨクイニン内服療法などを行うこともあります。伝染性軟属腫ではピンセットで除去することが有効ですが、痛みなどの苦痛を伴うことがあり、小児では特に治療法を慎重に選択する必要があります。

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